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第29回もやいフォーラム

地球研FS 「熱帯泥炭地域社会再生に向けた国際的研究ハブの構築と
                     未来の可能性に向けた地域将来像の提案」研究会
『泥炭地再訪:40年の変化』

熱帯泥炭に国際的な注目が集まっています。泥炭湿地林の消失が、二酸化炭素の大量な排出をもたらすからです。環境問題に関わる研究者が次々と本格的な調査研究に着手し始めています。

そのなかで、いち早く熱帯泥炭に着目し、古く1970・80年代に調査を行ってきたのが、古川久雄さんと山田勇さんです。古川さんはスマトラの泥炭地を踏破しその成り立ちについて、山田さんはブルネイに長期滞在して熱帯泥炭湿地林の構造について、それぞれ画期的な研究をされました。今回そのお二人が、スマトラ・リアウ州を訪れ、泥炭地の現状を視察されました。教え子であるバスキさん(ボゴール農科大学)の協力のもと、ヘリコプターを駆使しての現地視察、関連する企業の担当者との面談も行う広い視野からの調査でした。調査を終えた二人の泥炭地研究のパイオニアに、今後どのような研究が必要なのか、どのような将来像を描くべきなのか、お聞きしたいと思っています。

日時: 2014年9月23日(火・祝日)15:00~

場所: 京都大学稲盛財団記念館中会議室
     アクセスの詳細はhttp://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/access/ をご覧ください。

主催: NPO法人平和環境もやいネット
    総合地球環境学研究所FS 「熱帯泥炭地域社会再生に向けた
              国際的研究ハブの構築と未来の可能性に向けた地域将来像の提案」
    京都大学東南アジア研究所

入場無料 事前申し込み頂ければ助かります

プログラム:
15:00-15:05  趣旨説明 阿部健一
15:05-16:00  報告1 山田勇(NPO法人平和環境もやいネット/京都大学名誉教授)
            「ブルネイ、スマトラ、カリマンタンの泥炭湿地林:
            1970年~2014年の記録から熱帯低湿地開発の将来を考える」
16:00-16:55  報告2 古川久雄(NPO法人平和環境もやいネット/京都大学名誉教授)
            「泥炭湿地林大開発:長期変動と社会」
16:55-17:05  休憩
17:05-18:20  総合討論
          司会 阿部健一(NPO法人平和環境もやいネット/総合地球環境学研究所)
          コメント
           ・伊藤雅之(京都大学東南アジア研究所)
           ・塩寺さとみ(京都大学東南アジア研究所)
           ・嶋田奈穂子(NPO法人平和環境もやいネット/ 京都大学東南アジア研究所)
           ・小林繁男(NPO法人平和環境もやいネット/ 京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)
           ・水野広佑(京都大学東南アジア研究所)

終了後、懇親会を開催します。
懇親会参加は9月20日(土)までにお申し込みください

●申込・お問い合わせ先:
noriko (AT) cseas.kyoto-u.ac.jp (NPO法人平和環境もやいネット事務局)
 (AT)は@に置き換えてください

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